オザワさんぽ第4回「ああ、あの夏のアジア」

コラム

さて、この連載開始以来、ご近所をのらりくらりと歩いてきたわたしですが、今回はなぜか海外編です（ただ書きたかっただけ）。

2012年の夏、それはわたしにとってアジアにまみれた季節でした。8月上旬はベトナム、9月上旬はタイへ、それぞれ1週間ほど観光に行ったのですが、もう最高。なんてったって、物価が安いんです！　その前年の冬、フランスで物価の高さに泣いたわたしでしたが、旅を存分に満喫。そんな熱い2つの国を、オザワ目線でご紹介したいと思います。

まず、驚いたのが建物のポップさ。1枚目の写真はベトナムのホーチミンのもの。パステルカラーがかわいらしい、けど、なんだか妙に細長いような？

タイもベトナムも、なぜか幼稚園と思しき建物の外壁がポップなイラストに覆い尽くされていたのが印象的でした。あと、座席がすべてハンモック（！）の飲食店を結構な頻度で見かけた気もします。行きたかったけど、あまりのローカル色の強さに辟易してしまい……次回は行くぞ。

そうそう、写真からも伝わるでしょうか？　ベトナムは本当にバイク（現地では「ホンダ」と呼ばれています。感動！）が多く、うかつに道路を横断できません。わたしはいつも冷や汗が止まりませんでした。旅行者は基本、現地人が渡るのを待って、後ろについていきましょう。

この濃ゆいお顔のお方は、ベトナム名物「水上人形劇」の劇場で目撃したキャラクター。画像からはわかりにくいのですが、ツインテール的なヘアスタイルに、ふんどし。満面の笑みがトラウマティックに心に突き刺さります。同行した8つ年下のオザワ弟がマジで怯えていました。

ちなみに、「おじさん」のキャラクターなのだそうで、劇中でも大活躍。水が客席に飛んできたり、龍が火を吹いたり、エキサイティングで楽しかったです。

また、自信を持ってオススメしたいのは、原宿か!?と思うほどのオシャレ感漂う、バンコクのマンゴー専門店「マンゴ・タンゴ」。熟れ熟れマンゴーを驚きの価格でいただけるココには、旅行中2回も行きました。タイへ行く予定がある方は要チェック!!

最後に紹介するのは、横になっている大仏で有名なタイの寺院「ワット・ポー」で目撃した虎ちゃん。あざといかわいらしさではなく、妙に人間的な顔面から感じられるゆるかわいさ。これはヒット！　でも夜道で遭遇したら泣きます。

余談になりますが、ベトナムもタイも、飼い犬が腑抜けた表情で常に眠そうにしているか、もしくは死んだように寝ていたのが印象的でした。

というわけで、かつてないまとまりのなさでお送りした海外編、いかがでしたか？　言いたかったのは、ゆるゆると楽しく過ごしたいあなたには、自信を持ってアジアをオススメしますってこと。豪遊もできるし、エネルギーもらえますよ〜。

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＊この連載は、トーキョー学生図鑑と共同で制作しています。

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